家庭優先可能なイクメン生活を目指して

仕事優先圧力の中で、家庭を優先するために実行していることを記事にしていきます。

行政書士は食えない?実際にやってみた(まとめ)

行政書士」という資格を取得して、独立開業し、一生この資格で食っていく…。

このような理想を抱き、行政書士の試験勉強をして、試験に合格し、行政書士登録をして、食っていけるかどうか、法律実務経験ゼロの人間が実際にやってみました。

 

資格学校の謳い文句「就職・転職に役立つのはもちろん、独立開業も目指せます。」は本当でしょうか?

巷にあふれる開業本には、「やり方次第でやっていける。」「実務は仕事をしながら覚える。」とありますが、はたして本当でしょうか?

これから行政書士の資格を取得しようと考えている方、あるいはすでに勉強をされている方、とくに行政書士の資格の資格を取得しようと考えている方のほとんどは実務経験がないと思いますので、そういった方のお役に立ててれば幸いです


 

僕の人材スペック

以下の通り、実務経験ゼロです。このような人間が、行政書士の独立開業をしたという内容です。

1:田舎の企業の会社員(正社員)

2:職種 マーケティングと営業を兼任

3:大学は法学部法律学

4:学生時代に司法試験の受験勉強

5:法律実務経験ゼロ

6:行政書士業務に関連のある実務経験ゼロ

 

 

行政書士を目指した理由

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そもそも、会社員で家庭持ちである僕が、このように思い立ったのは以下の理由からです。

1:大企業でもいつ潰れるかわからない時代。40歳を超えてから会社が潰れでもしたら、転職に非常に不利。無職無収入になるわけにはいかない。家庭を守るために何か手を打たなければ。

2:今の勤め先までの通勤時間は自転車で10分。転職などで今の会社を辞めるとなると、次の勤め先は通勤時間が増大し、家事をする時間や家族と過ごす時間が激減することは明白。行政書士の自宅開業ならば、通勤時間を0分にしつつ転職が可能。

3:会社務めだと仕事を選べない。子供が小さいから嫁さんに負担のかかる出張が嫌だとか、エンドレス会議での不毛な残業にも付き合わなければならない。

4:会社員はどれだけ頑張っても、収入の裁量権は会社側。「給与」という限られた枠の収入となり、嫁さんや息子、両親により豊かな生活をさせてあげる可能性がない。

5:法学部出身。人生の一発逆転を目指して司法試験に挑戦した経緯がありますが、実らず民間企業に就職し、法律とは何の関係もない仕事に従事。「せっかく勉強した法律が無駄になってもったいない。どうせなら、法律関係の仕事をしたら?」と奥さんに応援してもらったから。

6:勉強期間も短く、就労しながら資格試験勉強が可能であり、独立開業費用も飲食店などと比べて安価であり、今の収入でも独立開業が可能であること。

 

 

行政書士として「食っていける」の基準

上記のように、「行政書士の仕事がしたくてたまらない」という仕事そのものに対する積極的な理由はないのです。ですので、行政書士として「食っていける」の基準は以下のとおりです。

1:現在より収入が上がること

2:現在より休日が増えること

3:現在より労働時間が短くなること

4:10年後も安定していること

 

収入が減って、家計が不安定になるのであれば、行政書士をする意味がありません。会社員やってる方がマシです。それから、収入が増えても、休日が大幅に減るようであれば、これまた意味がありません。家事をする時間や家族と過ごす時間を増やしたいわけですから。そして、10年後は仕事がありませんというのであれば、今の会社にいる方がリスクヘッジとして妥当ということになります。

 

 

検証方法 

「やってみなければわからない。」ということで、行政書士会に入会しました。

一年間、行政書士兼会社員として活動しました。

行政書士会のセミナーや支部の勉強会などの集まり、無料相談会などに参加し情報収集をしました。

 

結論

食えません。


あくまで上記の「食っていける」の基準に照らしての判断ですが。

僕は行政書士としてやっていくのを諦めて、会社員をやっていくことを選択しました。勉強したこと時間がすべて無駄になってしまったのですが、可能性のない仕事を選んで家族を危険にさらすわけにはいきません。

 

では、なぜ「行政書士は食えない」と判定したのか。その理由を1つ1つ綴っていきます。参考になれば幸いです。

 

 

1:行政書士の仕事の収入

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小銭

(1)行政書士の固有の業務は「単発」 

行政書士の固有の業務では固定収入が作れないので生活が安定しません。行政書士の固有の業務は単発業務です。次の依頼はいつ来るのか、さっぱりわかりません。(顧問契約などコンサル的な役割は行政書士の固有の業務ではなく、派生業務です。)安定継続した収入源がなければ、日雇い労働者と変わりません。非常に不安定な生活を強いられます。

 

(2)会長の挨拶の恐るべき内容 

行政書士の登録申請が無事に通過すると、行政書士登録証授与式にて行政書士登録証を授与され、行政書士として業務を開始することができるようになります。

この行政書士登録証授与式での都道府県行政書士会会長の挨拶の内容が衝撃的でした。

 

都道府県行政書士会会長「私、20年前に開業し…(中略)…なんとか今まで綱渡りでやってきました。…(中略)…幸い、結婚もでき、家ももつことができました…(以下略)。」

 

僕「え!?綱渡りってなに?謙遜?経営は明日の心配は常にあるからそういう意味かな…?でも、本当の意味の綱渡りやったらヤバいよなぁ。会長までしてる人やからそんなことはないと思うけど…。汗」

僕「それに『なんとか結婚、家』ってどういうこと?正社員サラリーマンやったら普通にできることだけど…?家はローンが通りにくいとかあるけど…。そういうことか?しかし、先述の綱渡りと結婚がひっかかるよなぁ。安定してなきゃ結婚はなかなか厳しいぞ。

 

僕「相手方の親御さんの理解がいるからな…。『なんとか結婚できた』ってことは『綱渡り』ってのも謙遜じゃなくて、本当の意味での綱渡り、つまりスポット業務の積み重ねで、固定収入不安定でやってきたってことか?だとしたら、ヤバいぞ。」

 

都道府県行政書士会会長の挨拶が謙遜なのか事実なのかはわかりませんが、後者が事実だと思います。

行政書士固有の業務(行政書士法1条の2)は、スポット業務で、固定収入が作れません。

建設業業務の更新や、経営事項審査などで、リピート業務になることはありますが、月々の安定した収入が入る業務ではなく、あくまで受注待ちのスポット業務であることには変わりありません。

 

毎月なんらかの仕事があり、継続的に収入が入る業務ではないのです。

 

固定収入がなければ、経営はもちろん、自分の生活も精神も安定しません。

20年前ならば、独立開業してもやってこれたでしょう。

しかしながら、今は状況が異なります。

 

減り続ける法人。

行政手続きの簡素化。

増え続ける士業。

価格競争。

そして収益源は先行行政書士がすでに囲っている。

会長レベルの人が「綱渡り」発言

 

これは厳しいなと思いましたね。

 

(3)行政書士の業務は「安い」

行政書士の固有の業務は手間の割に単価が低です。そして価格競争も著しいです。時給に換算すると悲劇的な事例もあります。さらに、依頼者側から見て、依頼する仕事内容は依頼検討段階では、どの行政書士に依頼しても外形上同じに見えてしまうので、広報段階で他の行政書士と業務内容の差別化ができません。実績や地域特化に頼らざるを得ない状況ですが、これだけでは同業者と価格競争になり、仕事の単価がどんどん下がっていっています。

 

(4)ビジネスとしての魅力がない 

売上=単価 x 個数

なのですが

士業ビジネスは個数を上げることに限界があります。

1日24時間しかないわけですから

一人の行政書士が2時間かかる仕事は1日最大で12件しか処理できないわけです。

 

普通のビジネスであれば個数を増やすことができます。

メーカーであれば、機械を変えることで。

商社や小売であれば、購入量を増やすことで。

でも士業はそれができません。

 

だから単価を上げるしかないのですが、この単価が上記の理由で下がり続けています。

そうすると個数を増やすために長時間労働で消耗せざるをえないんですよ。

 

単価をあげる可能性があるとすればコンサルタントとしての役務提供ですが、それは行政書士固有の業務に付随するものですから、行政書士としての収入というよりはコンサルとしての収入にカウントすべきだと思います。

 

コンサルなら中小企業診断士をとればいいじゃないんですか?ってことになるんですけど、中小企業診断士も食えません。コンサル会社に勤務しているなら、資格取得で給与が上がるかもしれませんが、独立開業は経験や実績がないと継続して安定して経営できません。

 

こうしてみると、ビジネスとして全く魅力がまったくないと言わざるをえないです。

 

 

 

2:行政書士の労働時間

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(1)広報にかかる時間と労力

まずは事務所ホームページ

ホームページは業者に依頼するか、自分で制作することになります。

業者に依頼すると費用もかかりますし、更新のたびに依頼するか月額メンテナンス料金を支払うことになります。また、どのようなHPにするか、業者と打ち合わせする時間も必要です。SEO対策なども含んでくると、費用がどんどん膨らみます。

自分で制作する場合、無料で簡単にHP制作ソフトやアプリがたくさんありますので、こちらをお勧めします。とくにJimdoなどはWEBの知識がなくても作れてしまうので、おすすめです。しかしながら、有料版にしてもSEO対策がWordPressで制作したHPに比べて弱くなるのがデメリットです。どのサービスを利用するかは自己の能力しだいといったところですが、更新の手間暇を考えるとWordPressを勉強しながらつくり込むより、Jimdoでさっくり作った方がいいと思います。

 

次に営業資料

 

事務所案内やパンフレット、提案書などはすべて自作になります。かなり時間がかかります。印刷して配布するなら、印刷費用もかかります。

 

行政書士の仕事は法律が変わるたび、その内容が変わります。

ダンピング合戦で、報酬も変わります。

結構な頻度で上記の2つは更新しなければいけなくなります。

しかしながら、それにかかる時間はかなりのものになります。

 

(2)営業にかかる時間と労力

ポスティングをせっせとやっておられる行政書士さん、飛び込み営業をかけられる行政書士さん、異業種交流会などに参加して自己PRをされている行政書士さん、入管で不許可をくらった外国人に声をかける行政書士さん、などなど、やり方はいろいろありますが、どれも相応の時間と費用がかかります。

それにかける時間と回収できる報酬は計算した方がいいです。

収支を時給に換算したら最低賃金以下の時給だったなどという結果は笑えないです。

 

(3)事務処理にかかる時間と労力 

見積書、請求書、領収書などの経理手続き、事件簿などへの記録。会計帳簿への記帳。確定申告。など、業務と関連するが対価を生まない事務処理が相当数あります。また、行政書士支部会の役回りなどを任されると、その事務処理の負担も増えます。

 

(4)勉強にかかる時間と労力 

行政書士の仕事の範囲は広いです。しかしながら、同時に勉強する範囲も広くなります。そして、今はWEBである程度の情報は素人でも調べられます。依頼者の期待に応えるには、行政書士はそれ以上の知識を持ち合わせている必要があるのですが、勉強する範囲が広範になればなるほど、勉強に時間をとられて、肝心の業務をする時間が減っていきます。勉強しなければ仕事をとれない、勉強していては仕事をする時間がなくなるというジレンマに陥ります。結果、ブラックな労働環境にならざるをえないのです。

 

(5)行政書士会の仕事にかかる時間と労力

行政書士会の仕事を任されることがあります。もしくは支部会の仕事を任されることがあります。報酬はほとんど出ません。

また、支部会の行事に事実上強制参加させられることもあります。例えば、無料相談会への参加などがそうです。行政書士会の無料相談会で受注に結びつくことなど、めったにありません。そもそも無料相談会の一般の方の申し込みが少ないです。僕が参加した無料相談会は利用者よりも行政書士の先生の人数の方が圧倒的に多かったです。供給過多を表す生きた証拠だと思いました。

 

 

 


 

3:行政書士を含む「士業」の環境

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(1)行政書士という士業の状況

行政書士の人数は約47,000人

弁護士の人数は約35,000人

税理士の人数は約76,000人

日本の人口は約127,000,000人

 

3000人に一人が行政書士

800人に一人が上記の士業

 

なぜ弁護士と税理士の推移を気にするのか?

 

それは、弁護士は行政書士業務ができ

税理士も登録すれば行政書士業務ができるからです。

 

弁護士も税理士も毎年合格者が出て、その分人数も増えます。

そして、弁護士も税理士も仕事が減り続けています。

 

 

 

何が起こるか?

行政書士業務に手を出してくる弁護士と税理士が増えるということです。

実際に「税理士・行政書士」「弁護士・行政書士」という肩書きの名刺を散見するようになりました。

 

これは行政書士にとって脅威以外の何物でもありません。

弁護士ならば、許認可から不許可の場合の不服申立、訴訟までトータルサポート可能。相続などの市民法務も然り。

税理士ならば、例えば建設会社の会計のコンサルまでもが可能。

 

行政書士はここまでできません。

依頼者はどちらを選びますか?

 

業務可能範囲で及ばない行政書士が対抗できる手段は

信頼関係があるか、値段を下げるか、地域かスピード対応。

信頼関係は相手に上回られればそれまで。

値段下げは対抗されるとそれまで。

地域は進出されるとそれまで。

スピード対応は最終的に自分がキャパオーバーになって、結局破綻します。

非常にあやういです。

 

競合する場面は少ないですが

司法書士社会保険労務士も毎年合格者が出て、その分人数も増えている反面、社会の需要減少により仕事が減り続けています。

 

公認会計士も社会の需要減少により仕事が減り続けていて、税理士の分野をとろうとしています。

 

そう、法律系の士業は斜陽産業なのです。

資格試験学校で行政書士に追加で〇〇士も取得、ダブルライセンスで仕事の幅を広げようなどというキャッチコピーがありますが、どうかと思いますねぇ。

 

ところで資格試験学校の「不都合な真実」を暴いた記事があります。外部リンクですが、よければご覧ください。

news.livedoor.com

 

(2)士業同士は仲が悪い

士業全体が斜陽産業なのだからお互い協力しあって、盛り立てていこう…とはなりません。

生活かかってますから。

基本的に相手の生業をとろうと画策してます。

そして自分の生業に入ってこようとすると排除しようと試みます。

 

特定行政書士弁護士会から強い反発がありました。

行政書士の「街の法律家」なるキャッチコピーは弁護士会からクレームが入ってます。

 

司法書士行政書士の専属業務をこっそりやってることもありますし

その逆もまたあります。

 

行政書士は他士業と協力しないと業務を完成させることができないこともあるので

表向きは仲良しです。

でも、3人集まれば、他士業の悪口が始まります。

「あんな簡単な業務で、こんなに金とりやがって。」など。

ドロドロしてます。

 

(3)行政書士間も仲が悪い

 

3人集まれば、同業者の悪口が始まります。

勉強会や懇親会で経験しました。

行政書士は各支部に所属するのですが、この支部がかなりドロドロしてます。

役員会は大荒れ。感情むき出しのケンカ状態らしいです。

 

表向きは仲良く見えても、ウラでなに言われてるかわからない。そんな世界です。

 

なぜこうなるのか。

1:取り扱い業務が重なれば、顧客の取り合いになるので、互いの仲が悪くなる地盤があります。

2:価格競争が激しいのですが、その仲でさらに極端な低価格を掲げている先生は嫌われます。

3:支部会への協力態度が悪い先生は支部会で嫌われます。

4:支部会内部や利害関係が対立するので会議は紛糾します。

 

人間関係が非常に面倒です。

 

(4)「IT」と「人工知能

 

行政書士業務は法人相手。法人数は減少。行政書士は毎年増加。供給過剰状態。

・他の士業の参入。法律系の士業業界全体が供給過剰状態。そこで税理士、弁護士が行政書士業務に進出。行政書士は業務可能範囲で劣るので単純な能力比較だと負ける。

行政書士の業務の多くは「手続の代行」なので、行政事務手続の簡素化で本人ができるものが増えてきたり、人口知能やロボットなどでその業務のほとんどを奪われる可能性が高い。

 

以上見てきたように

行政書士の環境は現在も将来もよくありません。

行政書士は「食えない」と結論付けた理由は、この将来性の悪さも大きく影響してます。

 

4:行政書士の業務の限界

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(1)行政書士間での「差別化」の限界。

業務内容が差別化できず価格競争に陥っていること。許認可も市民法務も、行政書士が提供する「結果」は同じです。どの行政書士に依頼しても同じです。成功率や助言などのサポートの質は違いますが、広報段階でこれを依頼検討者に伝えることはまず無理です。なので、信用や口コミでない限り、新規営業は価格競争に陥るわけです。こうした価格競争が信用や口コミで顧客を獲得維持していた先生方にも影響し、こちらの単価も下げていくという悪循環に陥っています。

一旦下がった価格は容易に上がりません。むしろ下降の勢いの方が強いです。

 

 

(2)他士業との「業際」という限界

税理士や弁護士など他の士業と比べて、できる範囲が狭すぎるということ。

例えば遺言相続に関しては税金問題までトータルサポートできる税理士よりできる範囲が狭いため、必然的に単価を下げざるをえません。紛争のある遺言相続は弁護士になります。

 

法律で定められた、行政書士が業務としてできる範囲を超えて報酬を得て業務を行うことは違法行為です。

しかし、バレないように範囲外の業務をやっているのが実情です。請求書などにその項目を載せなければ証拠は残らないですから。範囲を守っていたら、仕事がとれないし、顧客にとっても不便極まりないというのが実情のようです。法律系の資格者が、違法行為を行わないと仕事をやっていけないという現実が横たわっています。

 

(3)需要の限界

行政書士業務は範囲が広いですが、各仕事の需要が少ないです。

 

先の遺言相続の例でいうと、依頼者は、相続税がらみは税理士さんに相談、紛争は弁護士さんです。

となれば、行政書士の出番は、相続税が発生せず、紛争があるかもしれないので予防したいという場合に限定されます。

 

相続税が発生しない少額の相続で、予防しなければならない紛争がどれだけ発生しますか?

少しは需要はあります。

そしてそうした案件でも、相続額が少ないので、得られる報酬も、低くなります。

 

このためだけに相続を勉強しなければならないというのが行政書士です。

 

相続法だけ押さえれば終わりではありません。他の法律、幅広い事務手続を勉強して、実務としてこなせるようにならなければなりません。その労力と得られる報酬を比較してください。

ビジネスとして考えた時、割に合わないはずです。

 

その他にも行政書士業務は範囲が広いのは広いのですが、各業務の需要がほとんどありません。

いかに行政書士の需要が少ないかというエピソードを1つ。

支部会主催の無料相談会に参加したことがあります。

その時の行政書士の人数約20名

相談件数6件

完全に供給過多!

ほとんどの時間、控え室で雑談して終わるという悲惨な結果に。

そしてその相談会で、仕事に結びつく案件はほとんどなし。

 

行政書士が業務としていること、そのほとんどはンターネットで調べたりすればやり方が載っていたり、行政に相談に行けばやり方を教えてくれるため、本人がやる、もしくはやれるものとなっています。

そうすると行政書士というのは、ただの代行サービス、便利屋にすぎないということになります。代書屋と呼ばれる所以でしょうか。

 

ただそうは言っても自分でできないから専門家に依頼したいという方もいます。

 

 

 

(4)時間の限界

こうした方の少ない需要をかき集めて数で勝負するのはどうだろうか?

とも考えましたが物理的限界にぶち当たりました。

なぜなら、各業務の「専門家」として依頼者の相談に応えられるようになるまでは、かなりの時間を要するからです。広く抑えていると、法改正なども頻繁にあるため、時間がたりません。

広く浅く抑えて依頼者の相談に応えられるようにしておく程度では足りません。インターネットで、調べればすぐに出てきます。依頼者は自分で調べればわかるようなことをお金払って行政書士に依頼しますか?

 

結局のところ、専門業務を決め打ちするしかないのです。

しかし、年間需要の多い業務はすでに価格競争状態。

需要のある業務もすぐに新規参入が殺到して

あっという間に価格競争状態に。

誰が提供しても同じ結果のサービスであると依頼者からは見えてしまうところに、価格競争に陥る原因があります。

 

 

(5)業務は国内限定という限界

日本国内の市場は縮小するから海外にうってでよう!

そういった、中小企業でもできるような海外展開が、行政書士はできません。

いわゆるVISA関係の国際業務は行政書士業務ですが、日本の官公署に対する手続きである以上、そういった国際業務での海外展開というものも、あくまで日本に軸足を置いたものになります。

海外の官公署に対する手続きもやろう!ということができないのです。

そういった意味で、グローバル展開はそもそも絶たれており、縮小する日本社会の中でパイを同業他社と奪い合うレッドオーシャン戦略しか立てことができません。

 

もちろん、新しいサービスを考案して国内でブルーオーシャン戦略を立てることもできないこともないですが、すぐにマネされてしまいレッドオーシャン化します。

マネされにくいサービスもあると思いますが、それはもはや行政書士固有の業務ではなく、先に申し上げましたコンサルタント等としての業務といえます。よって、行政書士固有の業務では限界があると結論づけたいと思います。

 

5:行政書士の人間模様

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就職しても人間関係が悪ければ、居心地が悪いですよね。

個人事業主なのであんまり関係ないと思われるかもしれませんが、支部会の集まりや、わからないことを聞いたりするので、人間関係はやはり重要になってきます。

 

はたして行政書士同士の人間関係はどうなのか…。

 

(1)高齢者が多い

支部会の研修にて思ったこと

60歳以上の人間がものすごく多いんです!

年金もらって、小遣い稼ぎや複収入源に行政書士をやっておられるのか

もしくは年金のような固定副収入がないと行政書士をやっていけないのか

いずれにしてもいい状況ではないなと思いました。

 

年金もらって、小遣い稼ぎや複収入源に行政書士をやっておられる場合、安易に価格を引き下げていくだろうし

年金のような固定副収入がないと行政書士をやっていけないのであれば、行政書士とやっていけないと思いました。

 

(2)変な人が多い

支部会の忘年会、懇親会での経験。

ある先生「行政書士って変な人多いでしょ。」

僕「え…?」

ある先生「俺さ、社会保険労務士もやってて、そっちの集まりも行くんだけど、そっちはマトモ。行政書士の先生は変な人多いよ。」

 

確かに、そうなんです。

支部会の研修でも、ビジネスマンとしてありえねぇというレベルを通り越して、病院行かなくて大丈夫ですか?というレベルの人までいる。その人は支部会の研修に、ビーチサンダルとリュックで来てました。

 

こういう先生が多いのであれば

普通に開業してやっても、十分勝てるんじゃないか?

いや、マトモな人は、そもそも撤退してるんじゃないか?

この2つの考えが浮かびました。

 

おそらくマトモな一部の先生に仕事が集中して、あとは食えない行政書士か、副収入のある行政書士というのが現状ではないでしょうか。

これならマトモなだけでやっていけそうな気もしますが。

これからの時代はマトモだけではやっていけません。

とりあえず固定収入が必要で、今後は参入してくるであろう税理士や弁護士に対抗できる何かが必要になります。

さらには人工知能とロボットにも対抗せねばなりません。コンサル業務も人工知能がある程度やってしまうと言われています。

 

(3)仲が悪い

支部会の総会などは荒れてるそうです。

紛糾して感情むき出しの状態だそうです。

実際に参加したことないので、伝聞情報なのですが、人間関係の調整に非常に苦慮されている模様です。

 

派閥などもありまして、Aという派閥に入れば、Bという派閥の悪口。Bという派閥に入ればAという派閥の悪口。派閥に属さなければ孤立するという状況。

なんともやりにくいです。

 

6:行政書士として食っていける人、いけない人の区別基準。

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(1)食っていける人

実務経験者

現在行政書士事務所で補助者として働いていて実務経験がある方。

この方は独立開業しても高確率で食っていけるし、稼いでいけます。

ただ、このような方はまれです。行政書士事務所でまず働いて実務経験を積める環境へ身を置けることの方が、行政書士試験合格より難しいです。

 

行政書士業務がサブ 

コンサルタント業や税理士など他の固定収入の途があり、行政書士業務を自己の業務拡大のために行う方。あるいは年金や不動産収入などの固定の不労所得のある方。

行政書士業務を副収入の収入源として考えている方です。

ただし、行政書士業務の「労力」、行政書士会に支払う「初回登録事務手数料」「月々の会費」「各種任意保険費用」「支部会費」「営業費用」などは考慮ください。

 

 

(2)食っていけない人

 実務経験がない人 

一般労働者(正規雇用非正規雇用も同じ)、学生(司法試験受験生など法律系の学生含む)です。行政書士業務の実務経験がなければ食っていけません。

「手に職」で「一生安泰」はありえません。

 

また、資格学校のいう「就職に有利」は資格学校の講師に「就職できますよ」というのが実情です。「独立開業」は「食えない独立開業ができます。」ということです。

 

独立開業成功本やネット上にあふれる開業マニュアルや体験談は、このような「実務経験がない食えない独立開業者」をターゲットにした、いわば貧困ビジネスのようなものです。ウマい話ばかり書いてますが、実際はそんなことはありえません。

 

(3)なんとか食っていけるかもしれない人

現在の仕事が、行政書士業務と密接あるいは行政書士業務に生かすことができる場合。

 

厳しいですが、可能性があります。実務経験がないため、最初は手探りや、先輩行政書士と共同で(報酬は折半あるいはそれ以下)で業務を進めることになります。手探りでやる場合は、顧客に迷惑をかける危険や、失敗して損害賠償請求をされる危険、あるいは安く見積すぎて赤字になる危険も抱えて業務を行うことになります。

 

この場合は、独立開業成功本やネット上にあふれる開業マニュアルや体験談はある程度参考にできると思います。ただ、あとの記事で書きますが、士業の先行きが暗いので、行政書士一本での独立開業はお勧めはできません。

 

 

 

7:それでも行政書士を目指す方へ

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「今の身分より、今の仕事より、マシになる可能性があるから行政書士で独立開業したい」と思われている方へ。

僕の経験から出た結論をお伝えします。

 

 

(1)ブラック企業から行政書士

ブラック企業ならホワイトやグレー企業への転職を目指すべきです。行政書士に限らず士業はリスク大きいです。

 

(2)会社員を辞めて士業で独立したいという方

止めはしないですが、士業資格はこの先安定して生活出来る資格ではないです。起業リスクの割に儲けも少ないです。差別化が困難ゆえブランディングも出来ません。仮に差別化出来る業務を始めたとしても、すぐに真似され、価格競争、価格下落です。

士業ではない別の事業で独立開業されることをお勧めします。

 

(3)非正規雇用から行政書士

アルバイトや日雇の方で、マトモな所への就職が見込めない方も、上と同様、士業はやめておくべきです。別の資格や、職業訓練などで、正社員を目指してください。若ければ公務員試験受験をおすすめします。

 

(4)学生から行政書士

司法試験崩れの方も上と同様。行政書士は危険です。司法試験で取得出来る弁護士資格が既に儲からない食えない資格になってますので。

これまでの勉強を捨てるのは悲しいですが、一般企業への就職を目指すか、若ければ公務員試験受験をおすすめします。

 

(5)まとめ

行政書士という資格はオマケの資格だと感じます。

行政書士の補助者経験がない以上は、何か固定収入があって、それに追加する形で始める業務なのです。

弁護士が行政書士業務を出来ること、税理士は登録だけで行政書士業務を出来ること、引退した公務員が登録だけで行政書士業務が出来ることが、これを示唆してると言えるでしょう。

 

 

本、インターネット、セミナーによくある、新規開業でも、やり方次第で食えますという記述は

「価格競争激しい労力と報酬があわない世界で戦って、消耗しながらなんとか仕事貰って食べていってる。労働環境はブラック企業。固定収入がなければ日雇労働者。」

行政書士固有の業務以外での収入を得て、食べていってる。(顧問収入、アルバイト、セミナー、その他の収入)」

の2パターンだと実際にやってみて、他の先生方に触れて、感じました。

 

また、行政書士の補助者経験がなければ、依頼を受けてから、勉強しながら他の先生に相談しながら実務を覚えざるを得ず、依頼者に損害を与える危険と、その損害賠償の危険を包含しながらやっていくことになります。

 

ハイリスク・ローリターン。

士業は供給過多、社会は十分満たされており、あなたがやる必要はない。

と、思います。

 

起業というものは

ハイリスク・ハイリターンであるべきです。

そして「社会に需要のあること」で、「あながしかできないこと」をやるべきだと

私は思いますが、いかがでしょうか。

それが、世のため、人のために、役立つことだと思います。

何も法律系だけが、問題を解決し、人を笑顔にする仕事ではありません。

 

リターンはいらない。社会のために役立ちたいんだ。法律で困っている人を助けたいんだ。そんな人は行政書士はやめてください。

 

行政書士は「街の法律家」ではありません。行政書士会のポスターに「街の法律家」なるキャッチコピーが記載されていますが、これはウソです。弁護士会からもクレームが出ています。

 

社会のために、困っている人のために、あなたができることは弁護士資格がないとできないことですか?行政書士資格がないとできないことですか?本当にやりたいことは、何ですか?資格がなくても、できる方法はいくらでもあります。

 

 

「資格」という資格試験学校の仕掛けたエサにひっかっかって釣られることがないよう、そして行政書士等で無駄に消耗するより、あなたが本当に活躍できるフィールドを見つけて頂きたく、この記事を書かせていただきました。

お読み頂きありがとうございます。

 

 

p.s.

僕が行政書士会を脱退するときに、ある行政書士さんが僕に言ったセリフが今でも頭に残っています。それは次のようなセリフです。

「会社員、いいですね。わたしも、どこかの会社に雇ってほしかった。」

 

 

 

 

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54時間/年と4万円/年を作り出すヘアスタイル

子供が産まれる前にヘアスタイルを変えました。名付けて「イクメンヘア」。こんな髪型です。

 

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目的は、ヘアスタイルにかける時間を節約して、その余剰を家族時間に充てること…。

実際にどれくらいの時間とお金が節約できているのか、ざっくりと計算してみましたら、結構な時間とお金を節約できることがわかりました。

 

 

節約できた時間

一般的なヘアスタイルの場合の朝のヘアセット時間:3時間(パーマ有り)

短髪ビジネスヘア:1時間

その差2時間

2か月に1回、ヘアサロンに行くとすると

2時間×6か月=12時間を作り出せます

 

 

一般的なヘアスタイルの場合の朝のヘアセット時間

5分×365日=1825分 1825分=30時間25分

短髪ビジネスヘア:0分

30時間25分を作り出せます

 

一般的なヘアスタイルでの夜のドライヤー時間:2分

短髪ビジネスヘア:0分

その差2分/日

2分/日×365日=730分 =12時間10分を作り出せます

 

合計で54時間35分/年を作り出すことができます!

「ちりも積もれば」の考え方ですけど、

睡眠時間7時間を除いた起動時間を17時間/日とすると、およそ3日分の時間を作り出せることになります。換言すれば、3日間、休日が増えるということ。

10年なら540時間、上の計算なら約1か月の休日に相当します!

 

 

節約できたお金

一般的なヘアスタイルの場合のカット代:7,000円/回(パーマ有り)

短髪ビジネスヘア:1940円/回

その差5,060円

2か月に1回、ヘアサロンに行くとすると

5,060円×6か月=30,360円を作り出せます

 

一般的なヘアスタイルの場合の朝のヘアセット費用:ワックスなど1,000円

短髪ビジネスヘア:0分

その差円

2か月に1回買い替えるとすると

1,000円×6か月=6,000円

 

一般的なヘアスタイルの場合の洗髪代:シャンプー:514円 リンス514円 

2か月に1回買い替えるとすると514円×2×6か月=6,168円

短髪ビジネスヘア:シャンプー:1/2の量で足りる リンス不用

4か月に1回買い替えるとすると514円×3=1,542円

その差6,168円-1,542=4,626円

 

合計40,986円/年を作り出すことができます!

10年なら40万円!

 

 

デメリット:髪型の変化によるオシャレを楽しめなくなる

髪型の変化でオシャレを楽しむということができなくなります。

帽子で変化をつけることはできますが…

 

しかし、合計で54時間35分/と40,986円/年を作り出すメリットの方が大きいと考えています。54時間、家族と過ごす時間が増え、40,986円家族と使えるお金が増えるのです。

 

 

最後に

こうしたことができるのも格安カット屋さんがいてくれるおかげです。薄利多売で1日中立ち仕事、休日は1か月に4回という超劣悪な環境で働いてくれている方がいるからこそ…。

あと「短髪でいい」と言ってくれる嫁さんのおかげでもあります。「オシャレなヘアスタイルをして!」と言うような人では実現できないことですから…。

 

 

 

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戦略的に「言われたことしかやらない」スタンスをとる

仕事をやってると、いろんなアイデアが湧いてきます。

「ここをこうしたら、うまくいくな!」

「ここが問題。こうしたらうまく解決するな!」

「ここのデータがないぞ。ちゃんと調べるべきだな。」

 

しかし、そんな無尽蔵に湧いてくるアイデアを、いちいち全て口に出したり、提案したり、実行したりしていたのでは身体がいくつあってもたりません!

 

うかつに発言したら、「じゃあ、あなたがリーダーになってがやってください。」などと言われ仕事が増えてしまいます。仕事に余裕があればいいのですが、そんな余裕なんて常にありませんからね。

 

仕事が増えるだけならまだしも、ウチの会社は「バカハラ」が横行してますからね。わけのわからん意見で改悪の結果になってしまったら最悪です。

 

湧いてくるアイデアを、実行に移すには、タイミングを見計らう必要があるのです。そのタイミングがくるまでは戦略的に「言われたことしかやらない」スタンスをとり、身を守ります。そのタイミングが来た時に身も心もズタボロでは、改善できませんから。

 

はっきり言って、湧いてくるアイデアを提案して改善していく方が、仕事は楽しいです。しかし、そうすると帰宅が遅くなるのです。休日が減るのです。最終的に精神が追い詰められていくのです。

 

何のために仕事をしているのか。

僕は育児と家庭のために仕事をしているのです。仕事で陶酔するために仕事をしているんじゃありません。

戦略的に「言われたことしかやらない」スタンスをとるのは、決して間違っていないと思います。提案して欲しければ、仕事量を減らせばいいんですよ。仕事量が多い、人が足りなくて、緊急性の高い仕事ばかりが優先となって、重要な仕事が後回しになっているということは、繰り返し会社側には伝えてるわけですからね。

 

 

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仕事の予定は予測所要時間x3で組むとうまくいく

僕は仕事の予定を組む時には、予測所要時間x3で組んでいます。これが結構うまいこといっているのです。

 

ウチの会社に限ったことかもしれませんが、スケジュールが埋まっているにも関わらず、その日の朝に急な用事を入れられたりします。もし、スケジュールに余裕がないとどうなるか?残業です。鬼残業。下手すりゃ休日出勤。

 

たまにならいいですよ。これ、日常になってたらどうです?はっきり言ってやってられませんよ。しかし、ウチの会社は人のスケジュールを無視した指示命令が日常。

 

僕のとった対策は、仕事の予定は所要予測時間x3で組むというもの。

例えば、どう考えても1時間で終わる仕事でも、3時間かかるかのように、共有のスケジュールに書き込みます。他の人はその仕事が1時間のボリュームであることはわからないので、問題ありません。2時間かかる仕事は6時間かかるかのように、共有のスケジュールに書き込みます。

 

ここまでして、ようやく普通の量の仕事量になります。

他の会社は、ここまでひどくないでしょうけど、たぶん所要時間x1.5やx1.2くらいで、大丈夫なはず。いずれにせよスケジュールには余裕を持っていた方がいいかなと思います。急なクレーム対応、想定外のトラブル、など不測の事態が起こった時に、余裕がないと対応できないですからね。

 

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最初は予測所要時間x1.5やx1.2で予定組んでましたが、うちの会社では全然ダメ!結果として、今の3倍計画になってます(苦笑)。

 

時間に余裕がもてると、気持ちも楽になります。切羽詰まった状況で常時やってると、精神がおかしくなってきますから。

 

 

ポジティブノートのエッセンスをいただく

この間、タイガーウッズの元コーチが、日本の子供達にゴルフのレッスンを行うという番組を偶然観ました。

 

そこでは、そのコーチが「ポジティブノート」なるものを使用していました。どういうものかを端的というと、「良かったこと」「うまくいった」ことを記録して、良いイメージを脳に定着させることを目的としたノートです。

 

「ほっほー。これは使える!」と思いました。

実は、ウチの会社では1行日記みたいなものを毎日書かされます。はっきり言って時間の無駄。日報も別にあるのに。しかも検閲が入るから、うっかり会社の批判もかけない。非常に面倒で、いやいや書いてます。

 

しかし、この無駄な作業も、「ポジティブノート」として書いたらどうなるかと思ったのです。検閲のある1行日記に、その日にあった「良かったこと」「うまくいった」ことを記入する。そうすると、嫌なことがあった日も、ポジティブに感じられるんじゃないか。明日への活力になるんじゃないか。いいイメージが膨らんで、良い循環が生まれるんじゃないか。そんな期待がこみ上げてきたんです。

 

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で、実際やってみました。

なかなか、というか、かなり良いです。無駄で苦痛な時間が、建設的な時間に変わりました!いやー、ありがとうございます。Eテレさん!

 

この番組では、他にも「ギリギリセーフ」という考え方も紹介していました。どういうものかというと、この考え方では、ある行為の結果を6段階に分けて評価します。

1:とてもよい

2:よい

3;ふつう

4:ギリギリセーフ

5:悪い

6:とても悪い

 

そして、「4:ギリギリセーフ」に分類される結果は、次の行為次第でリカバリーできると考えるのです。

 

例えば、「バンカーにボールが入ってしまった場合(この番組はゴルフレッスンなので)、上の1から6の結果のどれに分類するべきでしょうか。」とこの番組のコーチは問いました。

 

受講生は「5」の「悪い」と答えましたが、コーチの答えは違いました。

答えは「4」の「ギリギリセーフ」。次の1手次第で挽回できると説くのです。

 

コーチは、挽回できる可能性があるのなら、それは「ギリギリセーフ」だと説きます。「ギリギリセーフ」と捉え、諦めないことで、奇跡的な次の一手が生まれることがあると。

 

この考え方も、とても良いと思いました。

今の会社にははっきり言って、満足していません。

上の受講生と同じく「5」の「悪い」と答えそうです。

しかし、「4」の「ギリギリセーフ」と捉えることで、奇跡的な次の一手が生まれるかもしれない。そう思うと、なんだか明日へ向かう力が湧いてきます。

 

「まだ、挽回できる、ギリギリセーフだ!」と。

 

 

 

どーでもいい指示命令は「忘れていた」ことにしてやらない!

「何の利益になるわけでもないし、誰の役にたつわけでもない。ただの自己満足&思いつきでしょ。」

というような指示命令が来たりするもんです。ウチは会社はとくに頻繁です。

 

ここで、「断る」というコマンドを使いたいのですが、これを使うと相手側と論戦になったり、相手側の記憶に残ったりして、事態が悪化します。

なので、とりあえず「わかりました」と返事します。

 

返事はしますが、やりません!絶対にやりません!

鬼ですか?労働者として最低ですか?

 

いいえ、こんなもんに労力を注いでいたのでは、いろんな弊害が生じてしまいます。

弊害例1:帰宅時間遅延

弊害例2:重要な仕事が後回し

弊害例3:仕事のパフォーマンスの低下

 

では、どうするのか…。

「忘れていた」ことにするのです。

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手帳のタスクリストには記載しておきますよ。暇があれば、やります。でも、だいたいそんな暇など生じることはありません。やらないまま時間だけが経過します。

 

でも、いいのです。

どうでもいいことなので、指示命令した本人も忘れているんですよ。どうでもいいことなので、誰にも迷惑かけません。唯一かけるとすれば、そのどうでもいいことを指示命令した本人が何かの拍子で思い出したときに、その気分を害するだけのこと。

 

指示命令者に「そういえば、あれ、どうなりました?」

と聞かれても

「あ、そういえば! 忘れてました、すみません。」で済むのです。

指示命令した本人が「何かの拍子で思い出す」程度の仕事なのですから。謝ればいいんです。そして、このあとも同じくその仕事はやりません。「やります」と言ったとしても、やりません。これの繰り返しです。

そして、指示命令した本人が忘れたまま相当期間が経過すれば、タスクリストからそれを削除します。

 

もちろんこの方法にもデメリットはあります。言われた仕事をしないのだから、怒られます。嫌味を言われます。評価が下がるリスクもあります。

 

しかし!

そんな軽微なことで怒られることと、仕事をさっさと終わらせて早く帰る利益と、どちらが優先か!ボクは後者が優先なのです!!怒られることくらい、その利益に比べればカスみたいなもんです。

 

 

 

入って1年未満のチームメンバーが。くそ真面目な性格で、この「どーでもいい」指示命令まで全力投球するんです。「やめとけ」とアドバイスするんですけど、性格上無理みたいで。結果、仕事が終わらず、長時間労働となり、うつ病の諸症状が出始めてしまいました。

 

このためか、最近はようやく、この「どーでもいい」指示をスルーする必要性を認識したみたいです。

 

 

重要な仕事をキチンとやってりゃ、どーてもいいタスクのスルーくらい、いくらでもリカバリーできますよ。

 

 

昼休み中は何がなんでも仕事はしない!

1分1秒でも早く帰りたい、おハルです。

ですが、昼休み中は絶対に仕事をしないことにしてます。

 

最初は「1分1秒でも早く帰りたい」ので、昼休み中もパソコンたたきながら、昼ご飯を食べていたのですが…これが逆効果。

生産性がめちゃくちゃ下がったのです。

やはり脳というのは、適度に休憩しないと生産性が下がるようになっているようです。

 

仕事してなくても、仕事脳のままでいると、やはり生産性が下がります。生産性が下がるってことは、帰宅時間が遅くなるってことですよ。

 

だから気分転換も重要な要素。仕事のことを強制的に考えないようにするために、あの手この手をつかってます。例えば旅行雑誌を読む。次の山登りの計画を立てる。散歩をする。などなど。

 

 

しかし、昼休み中にも関わらず電話をかけてくるアホがいるんですよ

なので、携帯もドライブモード。昼休憩中も仕事のことしか会話のネタのないワーホリ野郎とは一緒にいないようにしてます。

 

こっちは仕事の生産性を上げて、さっさと帰るために工夫してるってのに、こういうことをされたんじゃ台無しですからね。ワーホリ野郎は仕事中にも無駄話をして、ネットでエロ動画を見て、ダラダラ残業。本人は頑張ってる気分。ただし残業至上主義日本では多少の評価を得ることができますが、僕はご免ですね。

 

 

昼休中に仕事をしなくなって、最もよかったことがありました。

それは、嫁さんの作ってくれたお弁当を味わっておいしいと感じながら食べれること。

 

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僕も料理をします。お弁当を作ることもあります。

食べる相手には、おいしいと思ってほしくて作ります。

でも、昼休中に仕事しながら食べると、食事をおいしいと思えないんですね。食事が栄養やカロリーを摂取する「作業」に成り下がってしまうんです。

 

これは人生において、大きな損失です。幸せのために働いているのに、1日1つずつ、幸せが減ってしまうわけですから。